身につまされる山梨フードバンクの話

日本では、規格外や売れ残りなど本来ならまだ食べられるのに破棄されている「食品ロス」が年間500万トン以上あるらしい。このような商品をメーカーなどから提供を受けて、生活保護を受けずに頑張っている困窮家庭に提供しているNPO団体の話を今朝のテレビで知った。

ところが、この4月から国の制度が変わり、ホームレスに提供する団体にしか、補助金が出なくなり、宅配が出来なくなるという。

そのために、自立を目指して頑張っていた人が、やむを得ず生活保護申請を出すという話だった。これでは現在160万人を超えた生活保護者がますます増えてしまう。

むしろ、全額現金を渡す生活保護制度を、一部でも現物給付(食料)に切り替え、上記NPOにその業務を委託し、NPOに補助した方がいいのではないのか?